東京オリンピックの競技に採用されている空手道には「組手」と「形」の2種目あります。
僕はどちらも面白いと思うのですが、「形」は経験者の方もやった事ない人もつまらないという意見をよく聞きます。
そこで、今回の記事では東京オリンピックでより楽しく空手道を観戦してほしいという思いから、僕の思う「形」の面白さを紹介していこうと思います。
今回のテーマ
【空手道】形の面白さを知って観戦をより楽しもう【東京オリンピック】
この記事の信頼性
僕は空手道を小学生から初め、中学生の頃には「形」で全国大会にも行かせて頂きました。なので、それなりに面白さを伝えられるかと思います。
読んで欲しい方
•空手を観戦したいけど「形」に興味がなかった方
•「形」の魅力を知りたい方
本文の前に
本記事は「オリンピックで空手を観戦したいけど、形の面白さがわからない」という方向けに書いていきます。
この記事を読んで頂ければ、経験者視点の「形」の面白さを知ることができ、どこに注目すれば良いのかがわかるかと思います。
実は僕も自分が「形」をするのはそこまで好きではありませんでした。しかし、全国大会の優秀な選手の形を見た時、
形を見るのってこんなに面白いのか
と思うようになりました。
正直うまく言語化できるか不安ではありますが、皆さんに面白さを伝えられるよう頑張ります。
それではやっていきます。
そもそも形ってなに?

競技としての形は、空手の技の意味を正しく表現している。見どころは、突きや蹴りの力強さやスピード、リズム、バランス、パワーなどであるが、動きがブレないこと、キレと迫力があること、そして技の意味を正しく表した美しい流れがあることも評価のポイントになる。緩と急、強と弱、そして集中。仮想とはいえ敵と戦うことを前提とした演武であることから、相手を倒す意気込みが伝わってくるかどうかに注目してみよう。トップ選手の演武にはドラマがある。
演武である形は、仮想の相手に対する攻撃と防御で構成され、それが一連の流れとして組み立てられている。一度行った形は同じ試合では二度と使えないため、選手は予選から決勝まで勝ち上がっていくために4種類の形を身につけて臨む。しかし、それぞれの選手には得手不得手があると同時に、自分が最も得意とする形を持っている。その決め手となる形を早い段階で使うか、決勝まで残しておくか、あるいは強い相手と当たる時に使うか、などが駆け引きとなる。早く使ってしまっては上位の選手との対戦では使えない。決勝まで使わずに温存しておこうとすると、それまでに負けてしまう可能性がある。その選手にとって全力で勝負すべき対戦が、必ずしも決勝ではないことがあるのだ。形の種類を選択する選手の作戦・駆け引きに注目しよう。
出典: 東京オリンピック公式サイト
オリンピックに向けて、勝敗を鮮明にする為に点数制が導入されました。例えるなら、フィギュアスケートのような感じです。
また、形の種類はたくさんあって、流派によっても異なります。

僕は正直自分の流派の形しか知りません…でも、全部知らなくても結構楽しめます
僕が思う形の面白さ

次に僕が面白いと思う所を紹介していきたいと思います
1.上手い人の形はブレがなくキレキレでカッコいい
ほんとに上手い人の形はまじでカッコイイです。世界大会に出ている人レベルになると、演舞で本当に敵がいると錯覚する時もあります。
2.どう敵を倒しているのか考えること
形は敵がいるこ想定した演舞ですので、その敵を想像してみるのも面白いです。
流派によって技の出し方や敵を倒すアプローチの仕方も違うので、そこにも注目してみてほしいです。
時にはアクロバティックな動きをするものもあり、そんな時は会場がどっと湧きます。こういう場面は素人の方でも楽しめるかと思います。
どこに注目すればいいの?

上記と少し重複してしまいますが、皆さんに注目してみて欲しい部分を紹介します。
1.形の名前
最初に選手が形の名前を言います。形の名前は面白いものも多いので、注目してみてください。
2.選手の迫力
さっきも述べましたが、トップレベルになると迫力が段違いです。自分が狙われてるんじゃないかと思ってしまうほどの、殺気を放っています。
3.技のキレや道着の音
スパッと音が鳴るので聞いてみてください。めっちゃかっこいいです。
4.敵を想像してみる
これも先ほど述べましたが、想像しながら見るのは結構楽しいのでおすすめです。

正直なところ、勝ち負けを空手をやった事がない人が判断するのは難しいです。
形は、迫力などの他に立ち方や技の打ち方の正しさ美しさも採点
材料になります。そこを素人の方が判断する事は難しいかと思います。
実際の演舞を紹介!
すごい再生回数ですよね!僕が思っているより空手に興味を持ってる方は多いのかも知れません。
僕は宇佐美さんが僕の県に指導しに来てくださったときに生でみたのですが、迫力が凄すぎて息するのを忘れるくらい引き込まれました。
最後に: 無事開催してほしいです

今回は「空手の形の面白さを知ろう」と言うテーマで記事を書いていきました。
ですが、現時点では2021年の東京オリンピックも開催されるかわかりません。
空手は東京オリンピック限定の競技ですので、中止になってしまえば、この先オリンピック競技になる事はないかも知れません。
そんなチャンスがなくなってしまうのは、空手をやってた身からすると悲しいので、安全対策をきちんとして、開催してほしいです。
もし開催されたなら、一度競技を見に行ってみてください!よろしくお願いします!
ということで、今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!
皆さんのお役に立てれば幸いです。
それではっ
おつ!